よもやまさか、自分が起こすとは思わなかったのですが。
9/20、原付で事故を起こしました。こんなことでこのカテゴリ(バイク)を使うことになるとは思わなかった…。
4日経過して何とか落ち着いてきたのでやっと文章まとめてアップすることができるようになりました。ココでは自分自身がやったことを覚書のために書いていくつもりです。
あと、進捗報告なんかもココでやっていくつもり。
2006/09/20
18:00
会社帰り、今日は定時退社日♪
18時に終わったのは良かったけれど、実はおなかが痛くて痛くて…ああくそ、これだからおにゃのこはー(謎)
フラフラになりながら原チャに乗ったものの、おなかが痛くてどうしようもない…。
確か右折したらコンビニがあったはず…。
18:20
見通しの良い道路。一車線。信号無し。
原付に乗って右折しようとしたそのとき。
左側から原付で直進してきたおじいさんに気づかず事故発生。
二人とも原付ごと転がる。
私は大丈夫だ、相手は大丈夫か!? …とヘルメットを取った姿を見ると、おじいさんだ!
どうしたらいい? と一瞬パニックになったのだけど、まずは警察だ!
「110番します!」と叫び、おじいさんの原付を助け起こしているヒトにお礼を言いながら番地を告げようとするも、ここがどこだか番地で説明できない。
コンビニに入って住所を聞こうとしたらおじいさんに「やめてくれー」って激しく拒否されたので、一度電話切ることに。
この後、なんとおじいさんは「大丈夫」と言いながら原チャで立ち去ろうとしていたが、両腕から血が流れていたのを見て慌てて呼び止める。
とりあえず住所と名前、電話番号を書いた紙を渡し、おじいさんの免許証を見て現住所と名前、生年月日をメモり、電話番号を聞く。ここで今年75歳だと知る。
メモった後、おじいさんがまたまた「大丈夫」と言って立ち去ろうとしていたので「とりあえず一緒に病院に」と説き伏せ、最寄の病院に向かう。
18:40
病院着。おじいさんを最優先で治療してもらうように依頼。
診察券を持っていたものの、耳が遠く口が回らない、字が自分で書けないことが判明。私が代理で受付表を書く。
自分自身も激しく左足が痛んでいたが、とにかくおじいさんが心配で仕方ない。
待っている間に友人に電話するが、繋がらなかったのでご自宅に第一報。
その後、バイクに乗っている妹に連絡。「やっぱり警察呼んだほうがいい」とアドバイスされる。
もしアタマを打っていたらどうしよう…後で何かあったらどうしよう、と自分自身も激しく心配になったので、とっとと110番。
「おじいさんが逃げてしまうかも知れない、大至急ヒトをよこしてくれ」と依頼したところ、警官3人が待合室に登場。一般の方たちを驚かせてしまった…。
私自身も事故にあったとのことでレントゲンを撮ることに。
レントゲン順番待ちの間におじいさんが両腕に包帯をして現れたので、謝りまくって状況を聞いていると、「保険料は心配ない」と言っているのがわかった。老人医療でも受けているのだろうか…。
警察官が現れたことに驚いていて「病院が呼んだのか?」と聞いているのがわかったが、勘違いをそのまま利用させてもらうことにして私は黙っていた。
おじいさんのご家族に連絡を取りたい、と申し出てみると、おじいさんは一人暮らしであることがわかった。「明日お家にお詫びに行きたいのですが、行くとしたら何時ごろがいいですか?」と聞いてみたら、16時過ぎなら居るとのこと。
レントゲンを撮ってみたところ、私自身の骨折は心配ないとわかった。このときは激しく左足が痛むだけだったのが、おじいさんは腕を縫ったと聞き、倒れそうになる…。
が、ここで倒れるわけに行かない。一緒に交番に行かねばいけないのだ。
保険証が使えないとのことだったので、治療代は10割全て払うことに。これからもずっと保険証が使えないんだろうか…お金がもたない。
19:40〜?
治療が終わったので二人で交番へ。別々の場所で状況を聞かれ、自賠責証書や免許証のコピーを撮られたりする。
おじいさんが先に終わって帰ることになった。交番の方にお願いして、おじいさんの住所から住んでいる場所の地図を手書きで書いてもらう間に、私自身が現場に行くことになったので、明日地図を取りに来る旨を伝えて移動。
20:10〜?
現場のコンビニに到着。パトライトが点滅する中、おじさんとおにいさん二人組の事故処理班(のヒトらしい)に状況を聞かれつつ、路上そばで説明。
おじいさんと接触した場所、どこからハンドルを切り始めたか、どこで右に曲がろうとしたかを聞かれる。そのたびに道路に白いチョークで印をつけていくおにいさん。
20:20〜?
パトカーの中で事情聴取。業務上傷害にあたるらしい。改めて自分が犯罪者になってしまったんだと痛感。
身元引受人の名前を聞かれたので、妹の名前を告げる(ゴメン)。ココで長野の親の名前は言えない…心配かけちゃったらダメだ!
連絡先を聞かれるが、電話番号はわかったのにどうしても住所が思い出せない…どこかに控えていたはずなのに。慌てていると「必要があれば(私に)連絡するから、今はいいです」と言われる。
21:00
聴取が終わったので解放される。が、原チャに乗って自宅に帰りたくない。
とりあえず、友人のご自宅、友人、妹に電話連絡。動揺したままコンビニに入って飲み物とおにぎりを買ってみるが、おにぎりは結局翌々日まで食べられないままだった…。
22:00〜
超安全運転で到着。会社に午前中だけ休みをもらおうと思ってメール連絡。
自賠責保険の証書を見ながら保険会社のサイトを調べてフリーダイヤルへ。書類送付を依頼。
その後、眠れるわけが無いのでいろいろと調べていたが、自賠責は人身で相手にかかった費用のみ補償してもらえるということ、保険会社が間に入らないので自分で何とかしなければならないということを知る。
後悔先に経たず。すぐ任意保険の加入手続きを取ろうと思い、見積依頼を出す。
自分が何をすべきか、これからどう動くべきなのか。午前3時過ぎまでネットで検索し続ける。
おじいさんはちゃんと眠れたんだろうか、痛みで起きてはいないだろうか。
心配で、買ってきたおにぎりに手をつけることはできなかった…。
************
続きはまた明日。