2019年02月09日

レンタル何もしない人さんをレンタルした話。

 先日「レンタル何もしない人(@morimotoshoji) 」さんをレンタルさせていただきました。今回はその話を書きたいと思います。



お願いしたきっかけ


 レンタルさんのフォローを始めたのは、たぶん11月くらいだったからかな? 後発組だと思います。
 その時は「ヘンなことしている人がおるものだな」と思うだけだったのですが、気が付けば「この人ってどういう人なのだろう」「機会があればレンタルさせていただけないだろうか」「でも依頼する内容なんて何もないしなあ」「ていうか奥さまとお子さまがいらっしゃるのね。何か少しでも力になりたいワ」(←余計なお世話)などと思っていたのでした。

 ところでちょっと前置き説明をさせてください。
 私はもうすぐリトミックディプロマBの試験を控えています。今年は4年目の試験で、過去の集大成とでもいうべき試験です。
 毎年この時期になると音楽を鳴らしてステップ踏む練習をしているのですが、いつもは夜、歩道や公園付近で練習していました。というのは、室内で練習するにはスペースが無さすぎる故。
 なぜ夜練習なのかと言えば、イヤホンつけて一人でステップ踏んで腕を振り回している(←3拍子とか4拍子とかの指揮の練習もしてる)姿は、控えめに言って変な人だから。目立たないように夜を選んでいたのですよ。

 ところがディプロマBは今までの3年間の課題量をはるかに上回るボリュームがありまして。具体的には200曲以上の曲のバリエーションがあります。要領が良い人ならすぐ覚えられるor覚えずとも音楽聴いてその場でステップする、ってことができるのでしょうが、私自身はどうも記憶力も要領も悪くて。どうしても夜だけの練習では間に合わず、昼間も練習する必要が出てきました。
 長いけどここまでが前提。

 で、1月下旬くらいだったかな。某日昼間、コソコソと歩道で練習していたのですが、やっぱり人通りが全くないという訳ではないので、すれ違う周囲の人がこちらを見てヒソヒソコソコソニヤニヤしているような気がしてきて。どうにもこうにもいたたまれない気持ちになってきたのです。自意識過剰と笑うなら笑え。

 「あー、こんな時、『誰か』がそばにいて練習風景を見守っていてくれたら、恥ずかしさも軽減するんじゃないかな……少なくとも、ヘンな人認定されることは無くなるんじゃないかなあ……」



 ……あ!
 これってレンタルさんをレンタルするチャンスではなかろうか!?



 という訳で、その場の勢いでレンタルさんに依頼をしたのでした。勢いって怖いですねははは。


当日までの流れ


実は当日になるまではあっという間で。いろいろと私自身、悩んだり下調べをしたりして迎えました。

 ホントはいつも練習している歩道で見守っていただくだけにしようかと思っていたのですが、レンタルさんの体調や天気が悪かったらご迷惑おかけしてしまうかも知れないという思いから、歩道での見守りに加えて屋根とピアノのあるレンタルスペースを探してレンタルしたり。
 当日は天気がそこそこ良くてできれば少しあたたかいといいな、レンタルさんやご家族含めて体調不良でなければよいな、それからもちろん私や私の家族も体調が良ければいいな、とか。

 それから、レンタルさんが不祥事を起こして万が一「これなくなりました」なんてことがありませんように、と神に祈ったり(←すげえ余計なお世話)、気分によって突然行かないってこともあるとTwitterで拝見していたので、どうかどうか気分を悪くされないように……とメッセージを送る時にはダブルチェックどころかトリプルチェックをかまし、せめて私自身のことを不審なヤツだと思われないようにしていただきたい……! と思い、レンタルさん用に履歴書を作ったりしました。(↓一部抜粋)


rirekisyo.png

 あ、でも履歴書作るの結構楽しかったです♪(練習をしなければいけないのに何をしているんだ自分)
 ちなみに「今回のレンタル目的」なんていう項目も作ってみた!
 @緊張感を持ってリトミック試験対策をしたかったから。
 A単純にレンタルさんがどんな人なのか会ってみたかったから。
 B最近新しい出会いが無かったので開拓したかったから。

 


当日の流れ


 待ち合わせ場所へとふわーっと歩いて登場したその方は、めっちゃ背が高く、キリンさんのようでした(第一印象)。私と言えば緊張して舌がうまく回らず心臓が口から3つ4つ出てましたわ。小物すぎる。
 あとでお伺いしたら身長が177センチとのことで、ウチの夫とは2センチ差だったのですが、やせていらっしゃったせいかとても背が高いイメージがしました。
 お天気は幸い晴れ。なかなかにあたたかく、練習を見てもらう日和でした。

 初めに私が練習している場所へ一緒に行っていただいたのですが、移動中、ご自分がなぜ呼ばれたのか? レンタルスペースを借りることができたのなら、自分の存在意義が無いのではないか、というようなことを「確認」されました。
 しかし小心者の自分としてはこれを「詰問」と受け取ってしまい「ウヒャー」という気持ちに。ここできちんと答えないと帰宅されてしまうかも知れん! と必死こいて「試験の時、狭いスペースで第三者の前で演奏したりソルフェージュをこなしたりステップ踏んだりする必要があり、緊張感に慣れておきたかった」というような内容をしどろもどろになりながら説明。
 自分の説明下手加減に泣きそうになりましたさ……書いてみて思ったが、小心者にもほどがある。小心者でスミマセン。

 現場についてからは自作履歴書とかリトミックについての資料を渡したり、テストの時に無作為で曲を選出する必要があったので好きな数字を各テストごとに2つずつ挙げてもらったりして、文字通り「何もせず」見守っていただきました。
 やっぱり誰かがそばにいると違うなー……という感想が書けたら良かったんですが、想像以上に人通りが少ない。
 なので、レンタルさんがそばにいる、という緊張感はあっても、見られていて恥ずかしい、という緊張感がほとんどなく。

 あれれー?

 なぜだ、と思い返せば、いつもその現場で練習しているのは土曜日で。要は土日に人通りが多く、平日は割と通行人が少ないというような場所で私は練習していたので、当日はのどかーに散歩しているおじいちゃんおばあちゃんがほとんどだったんですよねー。なんつー誤算だ。

 気を取り直してレンタルスペースへ移動。ここでも実は誤算有。本当はステップ踏んだり指揮をしたりするにはある程度のスペースが必要なのですが、手違いでめっちゃスペースが狭い部屋しか取れなかったんですよ……。具体的には指揮の練習をするときって両手を真横にして飛行機ブーンみたいな態勢を取る必要があるのですが、狭すぎて壁にガッ! と手が当たっちゃうくらい狭いの。
 なので、ほんとにすみません、狭くてすみません、いろいろとすみません!(涙)と思いながら、先ほどレンタルさんにお願いして書いていただいた2つの数字を元に、2曲ずつピックアップして練習をしましたとさ。

 この間、レンタルさんのスマホはピコピコ鳴ってお忙しそうでしたが、基本的にこちらに対しては何もなさらない。となれば、少しずつ緊張も取れてきて。やっとこさっとこ落ち着くことができました。
 リトミックのこと、それ以外のことなどを合間にお話しながら練習。
 練習中、ステップを失敗してしまうといつもは「グアー!」と叫ぶのが常なのですが(←大迷惑)、叫んだその時だけはレンタルさんも「フフッ」と同情してか? 笑って下さったので、よし、うまくいかなかったがとにかくガンバル! と気合も入りまして。

 第三者が居る前でソルフェージュにチャレンジしたのも初めてだったのですが、息が全く吸えず、したがって曲もうまく歌えず。ああ、本番ではこうなるんだなー、じゃあどうすれば息をきちんと吸えるの? 思いっきり吐いてから吸えば良いのか。視線はなるべく試験官にはカチッと合わせないほうがうまくいく気がする! などと、冷静に分析することもできました。
 いつもは家族とか、リトミックを一緒に学んでいる仲間の前でしか歌わなかったので、これは良い経験になりましたな。
 


練習後にはファミレスで


 少しだけお話をさせていただきました。
 レンタルさんは特に自分から語るということは無かったものの、こちらから質問させていただいた内容について答えていただいているうちに、え、そんなことが!? おお、そうなんですか! みたいなお話を聞かせていただけ、(一方的に)よりいっそう親近感が沸く内容になりました。
 話の流れでなぜかウサギの絵を描いていただけて、私より絵がうまくて落ち込みました。ガンバレ保育士みづほ。

 さいごに1歳5か月のお子さまがいらっしゃるとのことだったので、ウチの子のおさがりをもらっていただきました。メルカリやジモティでも売れなかったり引き取り手が無かったりしたものだったので、たいへんありがたやありがたや。


総括


 目的を達成できたかどうか振り返りますよー。 
 @緊張感を持ってリトミック試験対策をしたかったから。
 A単純にレンタルさんがどんな人なのか会ってみたかったから。
 B最近新しい出会いが無かったので開拓したかったから。

 @については既出ですが、ほぼ完ぺきにクリアです。いろいろと心構えができました。
 Aについてですが、Twitterで皆さまが書かれていることの繰り返しになります。「何もしないこと」にご自分なりのブレない基準をお持ちの方なのだなと思いました。
 というのは、リトミック試験で必要なとある課題について協力をしてもらえないか聞いてみたところ、内容を聞いた上で「それをするには専門的な操作が必要になるようなので、しません。それをするのであれば有料のサービスを頼んだほうが良いです」とズバっと言われたからです。(ちなみに結構最初の方で言われたので、叱責されたと思った私、コワイイイイ! ヒエエエエ! と心の中で叫び、大いに涙目になりました……小心者だもの仕方ない。でもきちんと確認すればよかっただけなのだ)

 そんな具合だったので、レンタルスペースへ練習の場を移した時もビクビクしていたのですが。
 いざ練習が始まれば隅っこの方で邪魔にならないようにして下さってるし、なんだったら投げ出している足だって私がステップ踏むために近づいていけばササッと引っ込めていただける、ファミレスでは店員さんが持ってきてくれたおしぼりをそっとこちらにずらして渡して下さる、普通に配慮することのできる方なのでした。
 落ち着けば恐れず、怖がらずにお話できる方です。こんなにビビっているのは私が小心者故なので、あまり参考にならないかも。

 Bについてですが、これについてはたぶんこれからずっと先にならないと結果が見えてこないのかな、と思っています。今回依頼したことで、未来に繋がる出会いのきっかけを作ったことになるのかなと。
 レンタルさんにレンタルをした人、これからレンタル依頼をしたいと思っている人、いろんな人と繋がるチャンスを与えてもらえました。
 ここから先はワイワイ盛り上がるもよし、励ましあうもよし。時には泣いたり笑ったりしてもよし。選択肢は無限大。私次第なんだな。

 試験は明後日です。ギリギリでもいい、受かりたい。(by動物のお医者さん)
 がんばって合格してきます!

posted by みづほ at 22:21| 東京 🌁| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
バナー
since 2000/1/11 (C) 2000-2019