実際にいくつか保育園に見学に行ってみてわかったこと。
こちらに書いたことの繰り返しになってしまうのですが、私は保育園の実情を知らない。
株式会社系と社会福祉法人系とどちらに就職すべきなのかわからない。
就職活動のタイミングが「今」なのかもわからない。
ネットでいろいろ検索したり就活サイトの口コミを見てみたりしたのですが、イマイチわからない。
だったら知ってる人に聞けばいいじゃない。
という訳で、某保育士派遣業の会社にアポ入れてお話を聞きに行くことにしました。
電話で何度か話をしてから伺ったのですが、実はこの時直接お話をお伺いしていたのが男性保育士として知る人ぞ知る小林大介さんでした……。
ちなみに現在は某会社を退職されているはずです。お元気かなあ。
まずは自分の立ち位置や疑問点を確認。
いろいろとていねいに答えていただいた内容を私なりに消化しつつ、あとから得た情報も加味して箇条書きにすると。
・私の就業希望場所(東京の左側、埼玉県寄り)はたいへん求人数が少ない。
・中央線の場合は三鷹より右側あたりに行けば選びたい放題。
・年齢的には遅すぎることは無い。
・ピアノ演奏や移調ができること、絶対音感があること、聴いた音を楽譜に書けることはとても有利。とても重宝される。
・イチから保育を学びたいなら社会福祉法人系が良い。ただし、人間関係が濃密なため、人間関係に悩む可能性もある。
・とはいえ、株式会社系も悪くは無い。人間関係が悪くなれば異動も可能。だが、人を集めてナンボなところもあるので、よく選んだほうが良い。
・人寄せ求人(希望の勤務地があったので応募してみたら「ココはもういっぱいなのでココはどうでしょう?」などと打診されること)もある。
・休憩一時間と言われているが、取れないことも多い。
・イベント時はとにかく大変。マジ休めない。
・求人がよくでるタイミングは1月〜3月。夏冬ボーナス後もねらい目。
てなことになりました。
※私なりの解釈なので、もしかしたら回答していただいた内容と違っている可能性もあります。ご承知おきください。
とりあえず自分自身がパートで働きたいのか正社員で働きたいのかでも違うっぽいのですが、当時の私はふにゃふにゃしていてそのあたりを全く決めていませんでした。
働くってことは決めていたんですけれどもね。
といったところで、次に私がしたことは「求人サイトに応募」「求人広告をチェック」でした。
次回に続くー。

私の場合は既に2社の求人会社を訪問していて、時間が空いていたからついでに聞いてみよう程度だったのですが・・・
ここで話を聞いていたら他が凄く事務的に感じてしまい『時間があるなら焦らずじっくり探しましょう』の言葉で3月まで結婚退職するまで働いていた職場を一緒に探していきました。
(他社は面接を1つに絞れ的だったのに、比較が大事で保育の仕事は人に薦められて決めるものではないので最低2つの見学を・・・と言われて結局3園も一緒に面接同行してもらいました。)
どんな質問でも資料とか見ないで、その場でホワイトボードを使ってわかりやすく回答してくるので、この人は本当に知識と経験が豊富なんだと信頼できました。
(誤解を招くし、一人ひとり就業したい条件は異なるので、資料として出していない。だからこのホワイトボードの内容はここで憶えて下さいという発言が印象的でした。)
私も友人に小林さんを紹介したところ、既に小林さんは退職されていて、、、膝の怪我が癒えて、自分が納得のいく保育現場を見つけてそこでまた保育士として活躍されているという情報だけ教えてもらえたそうです。
社長という立場を後進に渡してまで現場に戻るって、本当に凄い人ですよね。いったいどんな保育をするのか見てみたいですね。
懐かしく思い出しました。
そうですよね、ホワイトボードに書く内容は資料を一切見ることなく書いていらしたのが印象深かったですよね。
今も現役で活躍していらっしゃるようで、何だかうれしくなりました。教えていただいてありがとうございました。
また小林さんからお話を聞かせていただく機会があればいいなあって思います。
実は小林さんに関しては知人の保育士繋がりで知っている人が複数いて、もともとは一人の保育士として保育についてとても情熱的に想いを綴っていたことで有名だったようです。
(MIXI全盛期にかなり話題だったらしく、今はその当時の日記の多くが非公開らしいです)
以前は保育士が集まるイベントなどにゲストとして講演されたり、保育雑誌にも執筆されていたらしいのですが、最近は保育現場に専念しているのか、活動の様子が全く見られずブログも更新されていないのが残念ですね。
確か小林さんは派遣というより、直接の保育園紹介の方が専門でしたよね??
(派遣も紹介も免許を持っていると聞いていたので、どちらも出来るようですが…)
派遣がよいか、直接雇用がよいかを相談したら○○さんの考え方なら保育園により近い距離で職員との一体感を優先すると派遣ではない方が適切ですと説明されました。
〔派遣のメリット〕
扶養を考えずにパートで勤務するならば時給条件がよい。
色々な保育園をみて回りたい。自分にあう保育園を慎重に探したいならば派遣の方がよい。派遣→社員も可能と事前交渉もできる。
契約時間以外は働く義務がなく、断りにくい際にはそういう交渉は派遣会社に任せればOKなので自分のプライベートの確保には最適。
(そういうのが派遣会社の仕事で保育園が派遣会社にもお金を払う理由。だからこそこういうことをしっかりやらない会社や直ぐに担当がやめる会社は絶対に選んではダメ。)
〔派遣のデメリット〕
一定の期間が過ぎた場合は仮に本人が望んでも契約更新できない可能性がある。理由は保育園側は産休代替や年度末までの期間だから派遣を利用していることが多く復帰予定者が来たら余剰要因になるから。
ぶっちゃけ全てではないが、多くの保育園が派遣ではなく直接雇用を望んでいて、直接雇用の確保が間に合わないから派遣にお願いするパターンが多いので、派遣雇用期間中に同時進行で求人を出していて確保できたら、派遣契約終了の可能性がある。
『結局は派遣だから』という考えで一線置かれてしまったり、直接雇用よりも割高なので職員が足りていれば運動会などにも呼ばれないこともある。
(これは保育士目線で言えば、お金はいらないから手伝わせてくださいって自分から言って欲しいですけれどね。そしたらきっと周りの職員も派遣さんに対する印象も一気にかわりますしね、笑)
こんなことを言われました。
あまりに説得力がありずぎて当時のメモにはしっかりこのことが書いてありました★
実は子育て中でこの時間は結構時間があるので、つい沢山コメントしてしまいました(笑)
でもそれくらいあの方は印象に残っていて、私も主人もとても感謝しているんですよね。
実は私も『保育士として働くか』『一般業界で働くか』を迷っていて、小林さんと選んだ保育園で働けたことで、今も連絡を取っている仲間と出会えたり、妊娠中に体調を崩した時も園長先生がとても暖かく配慮してくれたので、無事に出産できたんです。
特に主人は心配性なので、こういう所で働けたのは嬉しかったです。転居にならなければ、育休を取得して職場復帰したいと思える保育園だったんです。
そうですね、保育についていろいろなお考えをお持ちだったようで、何かについてコメントしている最中でも「将来このことでボクは本を書いてお金持ちになる予定です」というような冗談を言われていて和ませていただいたのを思い出します(笑)。
私自身は保育園について相談に乗っていただいたり、紹介していただく人としてお会いしたので、保育士として活躍されていたりイベントにでていらしたことは全く知りませんでした。
派遣のメリット・デメリットについて詳しく教えていただいてありがとうございます。
信頼できる保育園と出会えてよかったですね。うらやましいです!
私もそんなところと出会えるよう、今は自分ができること(資格取得、スキルアップ)なんかをしながら機会をねらっていきたいなと考えています。
正直、保育士というより人と接することに対して天性の素質をもった子だと当時は思いました。
もう彼も中堅世代かと思いますが、皆さんの書き込みのように、あの男の子に知識と経験が積み重なっているのであれば、どんな保育士になったのか是非見てみたいですね。
だいすけ、うちの保育園に来てくれないかな。